なぜあなたは「いいね」止まり? 売上に繋がらない“2つのワナ”と突破口

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インフルエンサー施策やUGC(ユーザー生成コンテンツ)キャンペーンを実施しても、増えるのは「いいね」やフォロワー数ばかり。肝心の売上が動かず、「本当にこの施策に意味があるのか?」と悩んでいませんか。

その原因は、あなたのブランドや施策の努力不足ではなく、UGC施策という“戦場”で、「戦う場所」を間違えているからかもしれません。

私たちも過去、クライアント様の「この商品で世の中を良くしたい」という熱い想いがこもった素晴らしい製品が、マーケティングの歯車が噛み合わないことで世に出せず、撤退に追い込まれてしまった痛恨の経験があります。だからこそ、「売上に繋がらない施策」が、どれほど企業と作り手の心を消耗させるかを深く理解しています。

もしあなたが今、「UGC施策をやっても売上が動かない」と立ち止まっているのであれば、一度、施策の「前提」を見直す時かもしれません。

UGC施策が「空振り」に終わる、多くの企業が陥る“2つのワナ”

多くの企業が、他社の成功事例をそのまま真似しようとしてしまい、結果として「差別化なき消耗戦」に陥っています。特にUGC施策においては、以下の2つのワナが貴重な資本と熱量を浪費させてしまいます。

ワナ1:「フォロワー数」という“数の幻想”

「フォロワー数が多ければ、それだけ多くの人に届き、売れるはずだ」という思い込みは、最も陥りやすいワナです。

しかし、そのインフルエンサーのフォロワーは、本当にあなたの商品ターゲットと一致しているでしょうか? AIツールで分析すると、フォロワー10万人でも、ターゲット層(例:20代女性)がわずか数%しかいないケースは珍しくありません。見せかけの数字に踊られ、ブランドの熱意とは無関係な層にコストをかけ続けている危険性があります。

ワナ2:「ビジュアル(映え)」という“表面的な評価”

「ブランドの世界観と合っているから」という感覚的な理由だけでインフルエンサーを選定していないでしょうか。

もちろん、表面的な「映え」やビジュアルの統一感は、UGCが生まれる「きっかけ」として重要です。しかし、SNSは情報を「届ける」だけでなく、共感を「響かせる」場所です。ブランドの「ストーリー」や「本質的な価値」が語られないUGCは、消費者の記憶に残らず、購買行動という最後の一歩まで届きません。

感覚から戦略へ。AI分析がもたらす「売れるUGC」2つの新常識

この記事の核心は、「AI」という武器を手に入れた今、UGC施策は「感覚」から「戦略」へと進化させるべきだという点です。私たちが数々のブランド支援で確立した「思考法」こそが、その突破口となります。

新常識1:UGCで口説くべきは「消費者」だけではない

私たちは過去、ドラッグストアコスメブランドをご支援し、3年で売上100億円規模への成長に伴走した経験があります。その際、私たちは「本当の顧客」を、商品を手に取る消費者だけでなく、「棚の生殺与奪権を持つ、流通バイヤー」と再定義しました。

あなたのUGC施策は、「消費者向け」だけになっていませんか?

例えば、SNS上で「バイヤーの意思決定に影響を与えるUGC」を戦略的に生み出し、それを営業資料として活用することで、店頭の棚獲得に繋げた事例もあります。UGCの「本当の顧客」は誰なのか。視点を変えるだけで、思わぬ突破口が見つかります。

新常識2:AIが分析すべきは「数」ではなく「フォロワーの質」

「AIで分析する」とは、まさにこの部分です。

フォロワー数(量)という表面的な数字ではなく、そのインフルエンサーが抱えるフォロワーの「質」をAIツールで徹底的に分析します。

  • フォロワーの興味関心: 彼らは本当に「コスメ」に興味がある層か?
  • フォロワーのアクティブ率: 熱量の高い「生きた」フォロワーか?
  • フォロワーの属性: ターゲットとする年代・性別・居住地と一致しているか?

例えば、フォロワーが1万人しかいなくても、その9割が「あなたのブランドカテゴリに強い関心を持つ層」であれば、フォロワー10万人だが関心層が1%しかいないインフルエンサーより、遥かに「売れるUGC」を生み出す可能性が高いのです。

まずは現状認識から。自社のUGC施策を点検する「3つの問い」

AIや戦略と聞くと難しく感じるかもしれませんが、最初の一歩はシンプルです。まず、既存のUGC施策を「新しい視点」で棚卸しすることから始めてみてください。

あなたのブランドについて、チームで以下の問いに答えてみましょう。

  • 問い1: 今、依頼しているインフルエンサーのフォロワー層は、本当に私たちの「本当の顧客(ターゲット層)」と一致していますか?(感覚ではなく、データで確認できていますか?)
  • 問い2: 今、生まれているUGCは、業界の常識(例:悩みを煽る訴求)に囚われていませんか? 顧客が本当に求めている「ポジティブな未来」を提示できていますか?
  • 問い3: 私たちのブランドが持つ「熱い想い」や「開発ストーリー」を、インフルエンサーが自分の言葉で語ってくれているUGCは、どれだけありますか?

ブランドの「熱い想い」を、本当に届けるべき人に届けるために

「売れるUGC」と「繋がらないUGC」の決定的な違い。それは、表面的な「数」や「映え」ではありません。

ブランドの「本質的な価値」が、AIによって特定された「本当に届けるべき顧客」に、熱量を持って届いているか否かの違いです。

AIは、その熱量を可visible化し、届けるべき相手を特定するための強力な「武器」に過ぎません。核となるのは、いつの時代も、あなたのブランドが持つ「この商品で世の中を良くしたい」という「熱い想い」と「ストーリー」です。

私たちは、その熱い想いが、資本力やノウハウ不足で埋もれてしまう状況を変えたいと願っています。素晴らしい製品と情熱を持つ企業様の「かけこみ寺」として、あなたのブランドの価値が正しく伝わる戦略を一緒に考えます。

もし、この記事を読んで、「自社のUGC戦略を根本から見直したい」「フォロワーの質をAIで分析する方法に興味がある」と感じたら。

あるいは、あなたのブランドの「熱い想い」をどう戦略に落とし込むべきか、思考を整理する壁打ち相手が必要だと感じたら。

ぜひ一度、私たちの無料相談をご活用ください。私たちは、あなたのブランドの「伴走パートナー」です。

モヤモヤ悩んでないで、まずはお気軽にご相談下さい。

「今のままではうまくいかない。。」「なんとかしたいけどどうしたらいいかわからない」等お気軽にご相談下さい。
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